HP製品に限らず、サーバーやパソコンのマザーボードにはCMOSバッテリーと呼ばれるバッテリーが搭載されています。
パソコンにはBIOSという、WindowsなどのOSよりも更に基本的なシステムを司るプログラムが動作しています。
このBIOSがセットアップ情報やシステム時刻を保持しているため、パソコンのON/OFFに関わらず電力が必要になります。
そこでマザーボード上にボタン電池を載せ、常にBIOSへ電力を供給しています。
電池なので当然消耗していく訳ですが、このCMOSバッテリーの寿命は大体3~5年と言われています。
使用状況によりブレがあるのでしょう。
ではバッテリーの消耗をどのように確認すれば良いかと言うと…
方法はありません!
バッテリーが消耗してくるとOSの時刻がズレてくるため、その時刻のズレで判断するしか無いようです。
Active Directoryで認証を行っている環境ではサーバーの時刻が非常に重要であるため、サーバー使用が3年を過ぎた辺りから注意が必要です。
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