MRMによる過去の予定表アイテムの削除
メッセージングレコード管理(MRM)機能として従来の管理フォルダーメールボックスポリシーに加えて、
Exchange server 2010 SP1からアイテム保持ポリシーが加わりました。
アイテム保持ポリシーでは、より細かな設定が可能になりました。
これらを使用して予定表アイテムの削除を行う場合、
若干動作が異なるので以下にまとめておきます。
<アイテム保持ポリシー>
・管理コンソール上で削除対象アイテムに予定表アイテムを選択できない。
(管理シェルからは選択可能)
・管理シェルから予定表アイテム削除設定後も、期日を過ぎた予定表アイテムが消えていない。
(TechNet 上にもアイテム保持ポリシーでは予定表アイテムは削除できないというニュアンスの記載あり。
だから管理コンソールからは設定できないのか??)
アイテム保持ポリシーの概要
<管理フォルダーメールボックスポリシー>
・管理シェルからのみ設定/参照可能。
・期日を過ぎた予定表アイテムも消えた。
上記はExchange Server 2010 SP1で確認できた動作です。
現時点では予定表アイテムの削除には管理フォルダーメールボックスポリシーを使用したほうが良さそうですね。
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