去る 2015年1月13日、Windows7のメインストリームサポートが終了しました。
昨年Windows XPの延長サポートが終了した際は大騒ぎになっていたため殆どの方は知っていると思いますが、今回のWindows7メインストリームサポート終了はそれほど騒がれていないため知らない方も多いのではないのでしょうか。
インターネット上や専門誌では結構話題になっていますが、テレビ等では全くと言っていいほど目にすることはありません。
XPの「延長サポート」とは異なり、今回は「メインストリームサポート」のためそれ程騒がれないのでしょう。
同じサポートではないの?その違いはなんでしょうか。
1.「延長サポート」「メインストリームサポート」の違いとは?
端的に言うと、
・メインストリームサポート ・・・ すべてのサポートが受けられる
・延長サポート ・・・ セキュリティに関するサポートは継続して受けられるが、それ以外は有償
となります。
「それ以外」とは機能の追加要望やセキュリティ以外のアップデートを指します。
つまり機能の更新や機能追加がWindows Updateで行われないため、メインストリームが終了するとWindowsの新機能が提供されなくなる。という事です。
例えばWindowsには標準ブラウザとしてIE(Internet Explorer)が搭載されており、Windows UpdateによってIE8→IE9→IE10とバージョンアップしていきますが、「メインストリームサポート」が終了するとこのような新機能追加が行われなくなります。
一方、「延長サポート」が終了するとバグやセキュリティ上の脆弱性が発見された場合でもWindows Updateでの修正が行われなくなります。
Windows XPの延長サポート終了で騒がれたのはこのためですね。
詳細は以下のページに記載されています。
マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシーに関する FAQ
2.MicrosoftによるWindows製品のサポートポリシーは?
こちらも端的に言うと、Windows製品が発売されて5年間は「メインストリームサポート」が適用され、それ以降の5年間は「延長サポート」が適用されます。
発売後10年経過で製品の寿命が終了することになります。
つまり10年も使ったら新しい製品を買ってね、という事ですね。
Windows 7も含めたOS製品のサポート期間は以下になります。
Windows 7の延長サポート終了は2020年。東京オリンピックの年なので分かりやすいですね!
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/eos/consumer/default.aspx
3.メインストリームサポート終了でどうすればよいの?
で、一般ユーザは結局どうすればよいのかという話になりますが、基本的にはこれまで通り使って問題ありません。
次買い換えるなら何にしようかな~という事をぼちぼち考え始める程度で良いでしょう。
もしかするとWindowsXPのようにWindows7の延長サポートも延長されるかもしれません。
Microsoftは時期OSである「Windows10」の概要を発表しています。(9は無いようですね)
現在最新のOSは「Windows8.1」ですね。
これまでの法則から
Windows ME ・・・ ハズレ
Windows XP ・・・ あたり
Windows Vista ・・・ ハズレ
Windows 7 ・・・ あたり
Windows 8/8.1 ・・・ ハズレ??
Windows 10 ・・・ あたり??
となるのではないかと様々言われているようですが、どうでしょうか。
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