メールボックスデータベースの設定で、
「対象のメールボックスサーバ上の自動データベースマウントダイヤル設定の上書き」が設定できます。
ここで「なし」以外の値を設定すると、
対象マスターのデータベースマウントダイヤル設定を上書きします。
設定可能な値は以下のいずれかです。
・[ロスレス]
この値を指定すると、アクティブコピーに生成されたすべてのログが
パッシブコピーにコピーされるまで、データベースはマウントされません。
(※一般的にはロスレスを選択します。)
・[良好な可用性]
この値を指定すると、コピーキューの長さが6以下の場合、
データベースはフェールオーバ後ただちに自動でマウントされます。
コピーキューの長さが6を超える場合、
データベースは自動でマウントされません。
コピーキューの長さが6以下の場合、Exchangeは残りのログのパッシブコピーへの
レプリケートを試みてから、データベースをマウントします。
・[ベストエフォート]
この値を指定すると、コピーキューの長さにかかわらず、
データベースは自動的にマウントされます。
この設定は慎重に使用することをお勧めします。
ログの消失量があればデータベースはマウントされるため、
大量のデータの消失が発生することがあります。
・[最良の可用性]
この値を指定すると、コピーキューの長さが12以下の場合、
データベースはフェールオーバ後ただちに自動でマウントされます。
コピーキューの長さはパッシブコピーによって認識される、
レプリケートが必要なログの数です。
コピーキューの長さが12を超える場合、データベースは自動的にマウントされません。
コピーキューの長さが12以下の場合、
Exchangeは残りのパッシブコピーへのレプリケートを試みてからデータベースをマウントします。
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