デバイスグループの最大しきい値に注意

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ディスクベースデバイスグループやステージングデバイスグループのプロパティに、
最大しきい値という設定項目があります。

これはディスク上で使用可能な容量のしきい値設定です。
該当デバイスグループを使用しているバックアップジョブ実行時にディスク使用量がこの値を超えると、
以下のエラーでジョブが失敗します。

E6206 : ファイルシステムデバイスまたはデデュープデバイスに設定されているディスク空き容量の閾値に達しました。
https://support.ca.com/cadocs/0/CA%20ARCserve%20%20Backup%2015-ENU/Bookshelf_Files/HTML/Online_Help/index.htm?toc.htm?16206_error.htm

ArcServeでは、作成されているドライブ、ボリューム領域の容量を全デバイスが参照します。
(デバイス個別の容量管理ではありません。)

デバイスごとに最大しきい値が異なる場合は、
成功するジョブと失敗するジョブが発生することになります。

デデュプリケーションデバイスの場合、デフォルトで設定がONになっている上、
この設定は非常に見落としがちです。
運用開始後しばらくしないと問題が顕在化しませんので十分気をつけましょう。



最大しきい値は、デバイスー>デバイスグループプロパティの環境設定 より設定できます。
デフォルト値は80%です。



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