Outlookの階層型アドレス帳では、左側エリアのツリー上の所属部署を選択すると、
右側エリアにユーザ一覧が表示されます。
ユーザ一覧に表示される実体は、ADのユーザ/グループオブジェクトです。
このときの表示順は、デフォルトではADオブジェクトである「ふりがな」の昇順になります。
ユーザ/配布グループの種別に関係なく、「ふりがな」昇順でソートされます。
意図した順で並べたい場合は(役職順など)、
ADオブジェクトのmsDS-HABSeniorityIndex属性を使用します。
msDS-HABSeniorityIndex属性は、ADSIエディターで編集可能です。
設定した数値(整数のみ)の大きい順に上から表示されます。
※この大きい順というのが結構厄介で、一番下のユーザに”1″を設定すると
ユーザが増えた場合にそれ以上小さい値を設定できなくなります。
また、連番で番号を設定した場合も、間にユーザを追加したい場合に、
それ以下のユーザをすべて見直す必要があります。
100単位で設定するなどの工夫が必要です。
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