Vmwareで仮想ディスク容量を縮小する。~vCenter Converterの利用~

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VMWare ESXi 5.1 で仮想ディスクの縮小を行う場合、
通常の仮想マシンの設定からは行えません。

仮想マシンの設定で「プロビジョニング済みサイズ」を現在の値より小さく設定しても、
設定編集画面を再表示した場合もとの値に戻ってしまいます。

ではどうやるか、

・新規仮想ディスクを作成し内容を全コピーする。
・シックディスクをシンディスクにStorage vMotionで変換する。
 (一時しのぎになりますが。。)
・vCenter Converterを使用して仮想マシンをコピーする。(V2Vを行う)

などが考えられます。

今回はvCenter Converterを使用した仮想ディスク縮小方法を説明します。

vCenter Converterの細かい手順は省略し、要点のみ記載します。


1.vCenter Converterを起動し、マシンの変換ウィザードを起動します。

2.ソースシステムで仮想ディスクサイズを縮小したい仮想マシンを設定します。

3.ターゲット仮想マシンで、変換後の仮想マシン名を入力します。
  2の仮想マシン名と重複しないようにします。

4.ターゲットの場所で、変換後仮想マシンの保存先ホストを選択します。

5.オプションの「コピーするデータ」で、変換するサイズを指定します。
  ドライブ毎にターゲットサイズをプルダウンで選択できます。
  プルダウンで表示される設定可能な最小サイズ以上の適切なディスク容量を設定しましょう。

6.残りの項目を設定し、変換処理を行います。


変換処理によりNICのMACアドレスやデバイスのUIDが変更され、
厳密には「そっくりな構成の別サーバ」が出来上がります。

この後、IPアドレスを再設定などの処理が必要になります。

実体は仮想マシンのコピーになるので、運用中のサーバに対して実行するのは現実的では無さそうです。



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