DAGデータベースの状態を元に戻すスクリプト
DAG設定や動作確認を行った後、
データベースのアクティブ/パッシブ状態を元に戻す必要があります。
1つ1つデータベースを指定し移動させてもいいのですが、
数が多い場合手間がかかります。
Exchangeではそんな場合に、
1発で行えるスクリプトが用意されています。
・RedistributeActiveDatabases.ps1
このスクリプトは各データベースの「アクティブ化優先順位番号(ActivationPreference)」に基づき、
優先度に従って自動的にデータベースのスイッチオーバを行います。
スクリプトの場所は以下です。
c:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14\Scripts
以下のように実行します。
./RedistributeActiveDatabases.ps1 -DagName DAG01 -BalanceDbsByActivationPreference -ShowFinalDatabaseDistribution
このスクリプトを実行するためには、
予め各データベースコピーにアクティブ化優先順位番号を設定しておく必要があります。
アクティブ化優先順位番号が低いサーバのデータベースほど、アクティブ優先順位が高くなります。
アクティブ化優先順位番号は、
管理コンソールー>サーバ設定ー>データベースコピーのプロパティ
で設定できます。
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